山咲博昭の活動記録 -大学職員の学習ポートフォリオ-

27歳の誕生日を機に日々の学習記録をブログを始めました。大学院や勉強会等での学びによる気づきを記録していきます。 また、たまに勉強会・交流会とのイベントの案内も行っていきます。 twitter:@hysaki

【振り返り】2018年度秋学期1週目を終えて(後半)

さて、秋学期の授業、水曜7限以降の後半3科目について引き続き振り返っていきたいと思います。前回の記事は以下からご覧いただけます。

hiroaki1214.hatenablog.com

では、今回は後半3科目について振り返ります。

 2018年度秋学期履修科目一覧

  1. 英語文献研究(比較福祉政策論)【火6】※
  2. 政策ネットワーク論特別研究【火7】(公共)★
  3. 政策分析特別研究【水6】(公共)★
  4. 人的資源戦略論特別研究【水7】(企業)
  5. 組織行動論特別研究【木6】(企業)
  6. 市民社会論特別研究【金6】(ソーシャルイノベーション

★は自分が所属するコースで1科目は修得する必要があります。
※は選択必修科目で1科目は修得する必要があります。 

 人的資源管理論特別研究【水7】

この科目も前期課程・後期課程合併科目であるため、受講者は12名と大学院の授業にしては多い科目でした。この科目は、教育訓練、教育制度について多様な観点から見ていく、というものです。経済学や教育社会学の観点から教育訓練について捉えつつ、教育制度のうちの一つ「大学院教育」について諸外国の制度を比較するなど、多様な観点なら「教育」について考えていく、とのことでした。特に、個人的に「大学院教育」の在り方についての課題には興味があるため、本講義ではこの点について深めていきたいと考えております。

 

組織行動論特別研究【木6】

この科目も前期課程・後期課程合併科目であり、この秋学期に受講している科目の中で一番受講者の多い、13名でした。内容としては、社会調査のデータを分析するための統計法について学ぶものです。授業内では、座学も交えつつ、実際にPCを使いながら統計に関する技能についても高めていくというものです。初回授業では「データの見方」についてでした。統計学は一度「わからない」状態になると、ずっとわからなくなるので、そうならないように丁寧に、かつ、適宜質問を受け付ける、という授業の進め方とするとのことです。

 

市民社会論特別研究【金6】

この科目の受講者は5名でした。「市民」という対象について定義し、その上で実際の市民活動について事例を交えつつ、講義が進むというものです。授業内では各受講者が1度は発表を行い、それについてディスカッションを行う、というものとなっております。この授業も前期課程・後期課程合併科目ですが、比較的、人数も少ないのでこじんまりとディスカッションしながら進んでいくとのことです。

 

まとめ

この秋学期は、①統計的な知識・スキルの向上、②自らの研究テーマに関わる専門的知見の獲得、③英語力の向上、といったところが主な授業内での目標となります。加えて、幅広い授業を履修していることもあり、春学期とは違った院生との知り合うことができたので、そういった研究科内のネットワークも構築し、春学期に引き続き交流する場、機会を設けていきたいと思います。