【第3期機関別認証評価】「大学評価結果(分科会案)」の回答等提出から実地調査まで
第3期機関別認証評価に関する前回までの記事として、①「大学評価結果(分科会案)」受領した以降のスケジュール、②評価資料一式提出から「大学評価結果(分科会案)」受領までのスケジュールについて触れてきました。今回は第3回として、「大学評価結果(分科会案)」の回答提出から実地調査までのスケジュールについて触れていこうと思います。
なお、前回の記事は以下からご覧いただけます。
「大学評価結果(分科会案)」の回答等提出から実地調査までの期間
大学評価ハンドブックにも記載されているように、「大学評価結果(分科会案)」の回答等提出の締切は実地調査10日前と定められております。この10日間の期間で何をしないといけないのか考えていきます。
10日間という期間で5つのやること
ざっと洗い出してみたのですが、以下の5つが考えられると思います。
- 面談等出席者への集合場所、時間等の連絡
- 大学執行部及び担当事務局のタイムスケジュールの作成・共有
- 学長によるプレゼン等を含めた全体面談の進行についての打合せ
- 実地調査当日用資料の準備
- 前日の会場設営等
まず、1つ目ですが、全体面談、個別面談等の出席者に対して当日の集合場所、時間等の連絡事項を周知する必要があります。また、インタビュー学生には併せて当日の服装なども連絡する必要があるでしょう。
次に当日のタイムスケジュールの作成です。あらかじめ誰が全体面談、個別面談等に出席するかはわかっていますが、それ以外にも同じ会場を使うにせよ、ネームプレートや座席の配置を変更したりなど会場の準備をその都度行う必要があります。そのため、当日の動線を含めて役割分担とタイムスケジュールをきっちり組んでおくことが必要になります。また、不測の事態が生じることもありますので大学執行部も含めて当日の動きを把握できるようにしておいた方がよいでしょう。
3つ目は事前打ち合わせです。当日は評価者側が中心に進行することが想定されますが、質問等を投げかけられたときに、どの内容であれば誰が答えるかをあらかじめ決めておくとよいでしょう。一例としては基準ごとに回答者を決めるのも一つです(ないしは執筆者に回答いただくことも考えられます)。
4つ目、5つ目は庶務的なことになりますが記載させていただきました。特に、4つ目の資料準備として、「大学評価結果(分科会案)」に対する回答等をどこまで準備するのかを決めなければなりません(事務局および全体面談出席者までなのか。個別面談出席者も含めるのか、など)。一番時間も判断が必要になるのは資料準備だと思いますので、この点についてはあらかじめ検討しておいた方がよいでしょう。
次回は…
今回までで実地調査前日までの動きについて簡単に説明していきました。次回以降は実地調査当日の動き等について検討していきたいと思います。