【振り返り】「Visual Practitionar〜グラフィックファシリテーション入門編」を受講して
先日、9月24日(祝)に、「Visual Practitionar〜グラフィックファシリテーション入門編」に参加してきました!
今回参加してみて学んだことや感想は、以下の通りです。
- 絵を描く苦手意識が吹き飛んだ
- 絵の上手い、下手ではなく、いかに絵(グラフィック)を通じて相手に伝わる絵を描けるかがポイント
- 顔の表情は「目」「まゆ」「口」で100通りになる
- 人の描き方にもポイントがあって、そのポイントを押さえれば簡単に描ける様になる
- 今までの「文字」による議論の見える化よりも、「グラフィック(絵)」による議論の見える化の方が、すっと頭に入ってきて議論しやすい
- ↑(実際に市役所などの会議等でも活用され始めている)
- 語りが見える化されることで、そのグラフィックを見つつ対話を続けることで、「新たな気づき」が生まれることもある
- 全身を使って描くので体が勝手に鍛えられるかも…(気づいたら筋肉痛でした笑)
もっと学んだことはありますが、ざっと雑感を書くと以上の感じです。
今回学んだ「グラフィック・ファシリテーション」という技法は、ここ数年で日本に入ってきた手法とのことです。今回のセミナーで紹介された書籍によれば、起源が以下の通り、言及されています。
古くは1970年代にアメリカ西海岸を中心に、住民参加のまちづくりや非営利組織の話し合いの中で用いられたのが始まりと言われています。
清水淳子(2017)『Graphic Recorder 議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』㈱BNN新社
日本に入ってきたのが数年前ということもあり、なかなか文献等も海外の書籍を翻訳したものばかりで日本人が執筆した書籍はあまりないようです。「時間を覚えるのが苦手」「文字を覚えるのが苦手」といった方々にとっても「グラフィック」だと認知がしやすいということで教育機関でも徐々に広がりつつある、とのことです。例を上げると明石高専でも実際に授業で使ったり、グラフィック・ファシリテーションの手法を用いた「グラフィック・レコーディング部」が設立したり、徐々に広がりを見せています。
これから大学の授業でも取り入れられたり、教育機関を超えて企業・官公庁でも取り入れられるかもしれない手法ですので、今後も動向をチェックしていきたいと思います。
また、今日のグラフィック・ファシリテーション入門の中で、日々描き続けることで上達する、との話がありました。なので、今回の講座の振り返りをグラフィックで描いてみましたので以下に掲載させていただきます。また、これからも時折、この手法を使って授業内容のまとめや、研修のまとめ、などでも掲載していこうと思います!