山咲博昭の活動記録 -大学職員の学習ポートフォリオ-

27歳の誕生日を機に日々の学習記録をブログを始めました。大学院や勉強会等での学びによる気づきを記録していきます。 また、たまに勉強会・交流会とのイベントの案内も行っていきます。 twitter:@hysaki

【生活】住まいの防災に関して考える

今回は前回の台風等の災害を踏まえて、実家の防災について考える機会ともなりました。私の実家も台風21号の時に停電してしまい、復旧までにだいぶ日数がかかってしまいました。そういった観点では、自らや家族の住む場所について、防災対策を含めて考えないといけないと思いました。そこで、今回はいつもと違いますが、防災対策について考えてみたいと思います。

ハザードマップを確認する

私の実家のある堺市について、いくつかのタイプのハザードマップが作成されています。「内水・土砂災害・洪水ハザードマップ」「津波ハザードマップ」などが堺市のホームページには掲載されています。堺市においては、「堺市区別防災マップについて(平成29年3月改定版)」が策定されており、地震などの大規模災害に対応するすべく公表されております。特に、地震については、①上町断層帯地震、②南海トラフ巨大地震、といった地震ごとの予想される震度、それに加えて、千年に一度の地震の際の津波の予想まで提示がなされており、どのあたりまで避難したらいいのか、またどのあたりに住んだ方がよいのか、を判断する材料として相応しいと思います。

  1. 堺市区別防災マップについて(平成29年3月改定版) 堺市
  2. 内水・土砂災害・洪水ハザードマップ(PDF版) 堺市

各市町村にも同じようにハザードマップは公表されておりますので、ぜひ非常時のためにご確認いただければと思います。

緊急時の避難場所を確認する

他の市町村でどのようになっているかはわかりませんが、堺市については、避難所は2種類に分かれています。風水害・地震のときに開設される避難所、地震時のみに開設される避難所と2種類ありました。このハザードマップについても、同じハザードマップ内に記載されていますが、気温的には小学校内に設置されるものとなっているようです。

最後に

災害は起きないのが一番良いですが、いつ何があるかはわかりません。今回の台風24号においても何があるかわからないため、実家の家族は大国町の私の家に念のため避難し、一泊しました。災害が起きる、そういったときに如何に対応できるか、それを考える時間も必要でしょう。今回は改めて考える機会になりました。

【生活】台風時の備えについて(非常時の避難準備編)

さて、前回は「食料・飲料品の備蓄」について触れてきました。今回は続編として、「非常時の避難準備編」ということでどのような備品を準備しているかについて説明していきたいと思います。

私が非常時のために準備している備品は以下の写真のものです。基本的には非常時の備品を兼ね備えたセットを購入しているのですが、追加で別途購入したものがあります。

まずは中央にある「薬」「マスク」と、そして「ラジオ」です。それと、下の方にある「懐中電灯(黒色)」は追加購入しました。

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特に、こだわりの品は「ラジオ」「懐中電灯(黒色)」です。

ラジオについては、電池が必要なものではなく、手回しで対応できるものです。加えて、乾電池も入られるようになっているので、どちらでも使えて便利です。

次に、懐中電灯(黒色)ですが、災害時のことを考えると、耐久性、明るさ、実用点灯など性能面では比較的高いように思うものを選びました。

最後に、写真にはありませんが、購入したものがあります。それはスマートフォンのバッテリーです。無駄にと言っては何ですが約7回以上充電できることになっています。

何分、素人知識なのでそんな大したものが揃っているわけではありませんが、ちょっとこの2点についてはこだわってみました。

しかし、実際問題どこまでの非常時の備えが必要なものなのでしょうか。その点については知識がなかったからこそセットで買ったという背景はありますが、その点についても調べつつ、必要そうな備品は追加して購入しようと考えます。

加えて、今回は備品のことを話をしていますが、食料品、飲料品やその他の物品についても、何かいいものがあればご紹介いただければと思います。

【生活】台風時の備えについて(食料・飲料品編)

今年は、大阪は地震、台風21号、台風24号が直撃し、大変でした。

そういった災害が多かったこともあり、大阪での地震後には非常に向けた簡易な備えを行ってきましたので、その点について今日はまとめてみようと思います。2回にわたり、以下の2点をポイントとしてまとめていきます。

  1. 食料・飲料品の備蓄
  2. 非常時の避難準備

まず、今回は、食料・飲料品編です。私が備蓄しているものは以下のものです。

  1. 缶詰(焼き鳥、肉、ツナなど)
  2. カップラーメン
  3. パスタ
  4. 水などの飲料品

まず、缶詰については、食べるものに飽きてはいけないと考えてますので、何種類かの焼き鳥を購入したり、お肉関係のものについて購入しました。他にも魚でツナやイワシ、サバといった缶詰も併せて購入しました。いくつかバリエーションがあるので数日は持つような気がします。

あとはカップラーメンについても、多種多様なものを購入しておりますので、飽きはしないような気がします。ただ、栄養の偏りが気になりますね。。。

最後に、パスタですが、単純にパスタの麺と具材を購入しています。具材もふりかけるだけのものから、レトルトのものを購入しております。

最近の傾向だと停電になることは多いですが、ガスや水道が止まることはほとんどありませんので、ガス、水が使える前提で備蓄しているような感じです。しかし、ガスも水道も使えないことを前提に対策は考えないといけません。

なので、カセットコンロの購入はする必要があるなと感じています。水に関しては飲料水を購入し、備蓄することで対応することができるかと思います。そのため、この2点についても設備と備蓄をしていきます。

 

次回予告

次回は非常時の避難準備について、どういった備品を準備しているか、について紹介をしていきたいと思います。

 

【大学院・備忘】今週(10月第1週目・授業2週目)の授業課題について

完全に自らの私的な備忘ですが、次の授業までにやらないといけないことを備忘として挙げておきます。本当に私的な備忘ですので、記事としては大したことありません。

2018年度秋学期履修科目一覧

  1. 英語文献研究(比較福祉政策論)【火6】※
  2. 政策ネットワーク論特別研究【火7】(公共)★
  3. 政策分析特別研究【水6】(公共)★
  4. 人的資源戦略論特別研究【水7】(企業)
  5. 組織行動論特別研究【木6】(企業)
  6. 市民社会論特別研究【金6】(ソーシャルイノベーション

★は自分が所属するコースで1科目は修得する必要があります。
※は選択必修科目で1科目は修得する必要があります。 

英語文献研究(比較福祉政策論)【火6】

先生から提示された課題文献の内、どちらを読み進めていくかを検討する(授業内でどちらの文献を読むかを決定する)。

政策分析特別研究【水6】※

授業内で発表分担がなされたので、その担当者は発表レジュメを作成。受講者は事前に該当箇所を読み込身が必要。

人的資源戦略特別研究【水7】※

授業のシラバスで事前課題として提示されているものを読む。

組織行動論特別研究【木6】※

前回の授業内容を復習する。

市民社会論特別研究【金6】※

「市民性」ついて、各自で調べてくる。

 

※なお、今週は実地調査の関係で水曜から金曜の授業は欠席する可能性が高い。

【第3期機関別認証評価】「大学評価結果(分科会案)」回答時の追加根拠資料の提出について

さて、第3期機関別認証評価について実務面からいろいろとお話をしてきました。前回は「大学評価分科会(分科会案)」質問事項への回答及び見解の提出準備についてお話をしてきましたが、追加で提出する資料について補足も含めて説明しようと思います。

前回の記事は以下からご覧いただけます。

hiroaki1214.hatenablog.com

 

追加の根拠資料提出について

  1. 「大学評価結果(分科会案)」に対する質問事項への回答、見解の作成

  2. 根拠資料の集約と整備、根拠資料一覧の作成

  3. 面談・学生インタビューへの参加者調整と名簿・席次表作成

  4. 実地調査当日のスケジュール作成

  5. 面談会場の手配、お弁当などの手配などの庶務業務

【第3期機関別認証評価】「大学評価結果(分科会案)」受領からその提出まで」より

以上が「大学評価結果(分科会案)」を回答する際に必要であるタスクをまとめたものです。そのうち、今回は「2.根拠資料の集約と整備、根拠資料一覧の作成」について、詳しく触れていきたいと思います。

大学基準協会発刊の『大学評価ハンドブック』を見ると、根拠資料に関わる提出資料として以下のものが挙げられております。

5)実地調査前の資料等の準備

① 「大学評価結果(分科会案)」(実地調査における質問事項に対する回答及び「大学評価結果(分科会案)」に対する見解を記入したもの)
② 上記の根拠となる資料(うち、事前提出が可能なもの)
③ 「提出・閲覧準備資料一覧」(様式8-2)
※ 一覧化する対象は、下記です。
・ ②の資料(事前提出せず当日準備する資料を含む)
・ 4月段階の「提出資料一覧」で「実地調査」としていた資料(「点検・評価報告書」の根拠として用いた資料で、4月提出を見送ったものや、学部・研究科別に作成している資料のうち実地調査において準備が必要なもの(資料6「根拠資料について」で指定しているもの)。
※ 一覧化するに際しては、事前提出するものなのか、あるいは当日準備するものなのかが分かるようにしてください。

・・・(以下略)・・・

大学基準協会発刊『大学評価ハンドブック』41頁

以上の記述を見ると提出する根拠資料には、三種類に整理できます。

  1. 「大学評価結果(分科会案)」の回答・見解に対する根拠資料(事前提出可)
  2. 「大学評価結果(分科会案)」の回答・見解に対する根拠資料(当日閲覧)
  3. 学部・研究科に関する提出必須資料(4月の提出時に出していないもの)

1つ目は、「大学評価結果(分科会案)」の回答・見解の記述内容を裏付ける根拠資料です。これについては上記の通り、事前提出可能なもの、と、当日閲覧とするもの、の2つに大別することができます。

特に、当日閲覧とするもの、について、どういった資料が考えられるでしょうか。

  1. 学生名簿や成績など個人情報が記載されているもの
  2. 重大な意思決定を行い、あまり事前にデータで渡せない資料(教授会の議事録、大学の学部長会議の記録など、教員評価等を行っている場合はその評価結果など)
  3. 大部な冊子体の資料 など

3つ目はデータ提出できれば問題ないですが、1つ目、2つ目については、やはりリスクを考えても提出できないものになります。その場合は、提出資料一覧の資料名称の最後に【閲覧】と、当日閲覧であることがわかるようにしたらよい、とのことです。

どの資料をどこまで提出するか、それを「CD-R」に格納するまでにあらかじめ考える必要があります(CD-Rにコピー後だとやり直しがきかないので…。そういった点を踏まえると、CD-RWでの提出は方法の一つです)。

次回予告

次は実地調査のことについて触れようと思いますが、他に実地調査までに準備するようなこと、資料の差し替えなどあった際の対応方法についてもお話ししていこうと思います。また、第3期機関別認証評価について記事を何本か書いてきましたが、乱立してきましたので、どこかで今まで書いた記事をまとめられるようにしたいと思います。

【振り返り】2018年度秋学期1週目を終えて(後半)

さて、秋学期の授業、水曜7限以降の後半3科目について引き続き振り返っていきたいと思います。前回の記事は以下からご覧いただけます。

hiroaki1214.hatenablog.com

では、今回は後半3科目について振り返ります。

 2018年度秋学期履修科目一覧

  1. 英語文献研究(比較福祉政策論)【火6】※
  2. 政策ネットワーク論特別研究【火7】(公共)★
  3. 政策分析特別研究【水6】(公共)★
  4. 人的資源戦略論特別研究【水7】(企業)
  5. 組織行動論特別研究【木6】(企業)
  6. 市民社会論特別研究【金6】(ソーシャルイノベーション

★は自分が所属するコースで1科目は修得する必要があります。
※は選択必修科目で1科目は修得する必要があります。 

 人的資源管理論特別研究【水7】

この科目も前期課程・後期課程合併科目であるため、受講者は12名と大学院の授業にしては多い科目でした。この科目は、教育訓練、教育制度について多様な観点から見ていく、というものです。経済学や教育社会学の観点から教育訓練について捉えつつ、教育制度のうちの一つ「大学院教育」について諸外国の制度を比較するなど、多様な観点なら「教育」について考えていく、とのことでした。特に、個人的に「大学院教育」の在り方についての課題には興味があるため、本講義ではこの点について深めていきたいと考えております。

 

組織行動論特別研究【木6】

この科目も前期課程・後期課程合併科目であり、この秋学期に受講している科目の中で一番受講者の多い、13名でした。内容としては、社会調査のデータを分析するための統計法について学ぶものです。授業内では、座学も交えつつ、実際にPCを使いながら統計に関する技能についても高めていくというものです。初回授業では「データの見方」についてでした。統計学は一度「わからない」状態になると、ずっとわからなくなるので、そうならないように丁寧に、かつ、適宜質問を受け付ける、という授業の進め方とするとのことです。

 

市民社会論特別研究【金6】

この科目の受講者は5名でした。「市民」という対象について定義し、その上で実際の市民活動について事例を交えつつ、講義が進むというものです。授業内では各受講者が1度は発表を行い、それについてディスカッションを行う、というものとなっております。この授業も前期課程・後期課程合併科目ですが、比較的、人数も少ないのでこじんまりとディスカッションしながら進んでいくとのことです。

 

まとめ

この秋学期は、①統計的な知識・スキルの向上、②自らの研究テーマに関わる専門的知見の獲得、③英語力の向上、といったところが主な授業内での目標となります。加えて、幅広い授業を履修していることもあり、春学期とは違った院生との知り合うことができたので、そういった研究科内のネットワークも構築し、春学期に引き続き交流する場、機会を設けていきたいと思います。

 

【振り返り】2018年度秋学期1週目を終えて(前半)

さて、今週はじめに始まりました大学院。今日で無事に(?)1週目が終了しました。履修科目が6科目で、火曜から金曜までの連続ということで少しクタクタです。秋学期の履修科目や選択の経緯については以下の記事からご覧いただけます。

hiroaki1214.hatenablog.com

それでは初回はガイダンス及び受講者間の自己紹介が中心でしたが、簡単に今週の授業を振り返ってみましょう。まず、今回は前半3科目について振り返ります。

 2018年度秋学期履修科目一覧

  1. 英語文献研究(比較福祉政策論)【火6】※
  2. 政策ネットワーク論特別研究【火7】(公共)★
  3. 政策分析特別研究【水6】(公共)★
  4. 人的資源戦略論特別研究【水7】(企業)
  5. 組織行動論特別研究【木6】(企業)
  6. 市民社会論特別研究【金6】(ソーシャルイノベーション

★は自分が所属するコースで1科目は修得する必要があります。
※は選択必修科目で1科目は修得する必要があります。 

 英語文献研究(比較福祉政策論)【火6】

こちらの科目は、博士後期課程の学生を対象に開講されており、テーマも「比較福祉政策論」と限定されているため、受講者は3名でした。受講者の興味関心に沿って英語文献を選択し、それをパラグラフごとに読み進めていく、といった授業の進め方をする、とのことでした。

 

政策ネットワーク論特別研究【火7】

この科目は前期課程・後期課程合併科目であるため、受講者は12名と大学院の授業にしては多い科目でした。この科目は、シラバスと担当教員で選んだ科目でもあります。担当の先生とは、入学前に大学関係団体の研修でお会いし、お話が面白かった印象が残っていました。加えて、シラバスには政策ネットワークを含めていくつかのモデルや理論(ゲーム理論も使うようです)を扱うと記載されていたために履修した、ということもあります。印象深かったのは「緩やかなネットワーク、弱いネットワークの方が、強固過ぎるネットワークよりも機能する」というお話でした。そういったアクター間の関係性が政策のアウトプットにどのように影響するのかを考えるのが政策ネットワーク論とのことでした。

 

政策分析特別研究【水6】

この科目も前期課程・後期課程合併科目で、受講者は6名(聴講含む)でした。主にPCを利用した統計分析を行う授業で、次週以降は、前半は座学、後半はPCを使った演習、というスタイルで進めていく、とのことでした。

春学期に統計の授業は履修したのですが、自分の知識不足、実習不足もあり、知識・スキルを修得しきれなかったため、履修したという背景があります。あとは、質的研究法を中心に研究を進めていますが、やはり、量的なデータも含めたエビデンスがある方がよいかと思い、今学期は重点的に学んでます!

 

次回予告

次回は、水曜7限以降の後半3科目について振り返っていきます。しかし、ガイダンス中心だというのに1週目で結構疲れがでました。少し土日はゆっくり休みます!