【雑感・私論】修了後の継続した学び
桜美林大学大学院を修了後してから思うことは、学び続ける習慣や、研究を継続する習慣をどのように持続させていくかが課題だなということです。
修士課程に在籍していれば、修士論文を提出しなければ修了できない。つまり、表現は悪いですが、終了するためには研究をしなければならないのです。この発想自体が締め切り間際にならないと論文を書かない怠け者の発想ですが…
その中で修了後に学びを継続するには、いくつかの方法があります。
1つは、修士課程同様に博士課程に進学し、学び続けることです。しかし、これには、博士課程で論文を出すだけのリサーチクエッションを備えなければいけません。これも当たり前ですが…しかし、私自身には研究を継続したいという想いはあっても、人材育成を教育学や心理学的な観点から、はたまた人的資源管理論などの経営学的観点から、どちらから深掘りしていこうかという方向性も決まっていない状況でした。そのような状況ですので、博士課程に進学してもゴールが見えない中、さまようことになってしまうのではないかという危惧もあり、進学することは断念しました。
それでは、進学以外のほかの方法とは何でしょうか。
学会での研究発表、論文投稿などがあげられます。しかし、これもきちんとした研究テーマをもって自律的研究ができる人でないと続けることはできません。特に、私のような堕落気味な人間には難しいことです汗
しかし、世の中をみると修士課程修了後にどれだけの人が継続して研究をしているのでしょうか。特に、社会人大学院生として入学した人の中で博士課程に進学していない人を除けば、あまり研究を継続できている人は少ないようにも思います(きちんとした、エビデンスがあるわけではないですが…これは主観です)。こういった状況ですので、研究継続は課題になるのですが、ひとつこれを解決する方法があります。それは、勢いも大事なのですが、「○○の紀要(もしくは学会誌)に投稿する」と宣言してしまうのが一つです。これはより多くの人がいる場が望ましいでしょう。
もう一つは似たようなテーマを研究しており、同じような問題意識を持つ人と共同研究を行うことがあげられるかと思います。これは一人で目標を定めても、「仕事が忙しいから、次の機会に投稿しよう」とする私のような流されやすい人間にお勧めです。というのは、共同だと相手あっての研究ですから、自分の都合だけで物事を進めるわけにはいきません。きちんと締め切りを守り、かつ相手の執筆内容とのすり合わせを行う必要があります。このような点では共著することが研究継続するにはよいと思われます。しかし、相手に迷惑をかけてはいけませんので、それ相応の責任感をもって進めていくことが必要ですので、安易な気持ちでやってはいけないとは思います。
社会人大学院を修了されたみなさんはどのように研究を継続されているのでしょうか?
機会があればみなさんのご意見をお伺いしたいです。
【生活】近畿地区研究会のハイキング2017
今年もこの時期がやって参りました。
大学行政管理学会の近畿地区研究会のハイキング企画、つまり懇親企画です。
こちらのハイキングは行けなかった年もありますが、だいたい毎年参加しております。今回は、私が入職1年目に行った旧福知山線の廃線跡コースを歩いてきました。
このときのハイキングは懐かしく、松宮さんと初めて会ったものでもあります。そこから、研究会やったりするとは思いもしませんでした…
ハイキングコースは、橋やトンネル、そして橋、トンネルの繰り返しですが、景色が非常によく清々しい気持ちで歩くことができました。
このコースに詳しい方の解説によると、元々、このあたりにダムができる計画があり、廃線になったとのことですが、その計画が中心?になって、今はハイキングコースになってるようです。
道すがらで、学生さんが何かの撮影をしたり、親子連れや、ハイキングのグループがいたりと多くの人がこのコースを訪れてました!
写真にあるようにさくらの名所でもあるみたいです。
若干、鼻がムズムズして花粉が気になる時期になってきましたが、本格化する前に今回、来れてよかったです。
【雑感】学内の研修報告会について
さて、東京に移動した、世間ではプレミアムフライデーと呼んでいる24日ですが、学内で研修報告会がありました。
この研修報告会では、
・日本私立大学連盟の研修参加者の報告
・海外大学での1週間の勤務体験をする研修
・海外業務研修(語学研修や海外での留学フェアに担当部署以外の人が業務研修という立ち位置で行き、業務を通じて語学力などを磨き国際化に対応する研修)
の3つについて報告がなされました。
ただただ研修報告書にまとめるだけでなく、きちんとアウトプットする場があり、その報告会に参加した人にとっても学びに、また、刺激になる会だったなと感じました。
特に、国際化が叫ばれて久しい昨今ですが、自分は英語がかなり苦手で、苦手意識も強くあります。けど、苦手でも今回の研修に参加した後輩の話を聞いてると、やらなあかん!という気持ちになったので、業務の都合もありますが、来年か、再来年あたりでチャレンジできればしてみたいと思いました。
タイトル通り、ホンマに雑感でした笑
【雑感】これは職業病??笑
お疲れさまです!
今は東京からの帰りで関西空港から自宅まで移動してる最中です。今回は完全なる私用で、昨日の仕事終わりに新幹線に飛び乗り、東京に行ってきました。
そして大学改革研究会の関東のメンバーと合流し、池袋にて福岡発祥の肉うどんを食べ、
今日のお昼は、早稲田近くのラーメン屋で美味しい醤油ラーメンを食べ、
東京時代に行きつけだった市ヶ谷にあるカフェに行き、ロイヤルミルクティーとデザートを食べ、
池袋の行きつけの飲み屋で一杯呑んだから、飛行機に乗って帰ってきました。
さて、そんな中、カフェに向かうための飯田橋から市ヶ谷の間の移動中、法政大学のボアソナードタワーが見えたので、パシャり。
これが本題なのですが、大学を見かけたらするとついつい建物や正門やその大学の押しである建物などを写真に収めてしまうのですが、これは職業病でしょうか??笑、というお話です。
それこそ過去に台湾に旅行に行った際もそうでした。大学職員同士で行ったこともあり、台湾師範大学、国立台湾大学と大学巡りをしてしまい、図書館や事務棟の見学をしたりしてました(写真は国立台湾大学の図書館と雨のキャンパスです)。
楽しければなんでもいいですが、ここまで来ると、もはや職業病のような感じもします。別は私はある種の趣味だと感じてるので悪いことだとは思っていません笑
キャンパスは巡りはやはり楽しいです。これは大学職員になる前から、学生の頃に他大学に行くときからそのように感じてました!
仕事抜きに、キャンパス巡りって楽しく感じてしまうのですが、みなさんはいかがでしょうか?ついつい撮ってしまうものなのでしょうか??
機会があれば、大学職員のみなさんにお伺いしたいことの一つだと思う今日この頃でした。
【生活】朝活はじめました
おはようございます。
タイトルの通り、最近、朝活というものをはじめました。内容としては、職場近くのカフェで研究会関係の作業や、研究、勉強、読書などを40分程度行うといったものです。
家に帰るとダラダラ過ごしてしまいがちなので、少しずつ生活習慣を変えるためにやっています。最近始めたばかりなので、まだまだ習慣として定着してるわけではありませんが、少しずつ習慣化できればと思っています。
三日坊主にならないように努力していきます!
写真は初日のカフェでの様子です!
【雑感】建築学と大学のファシリティマネジメント
先日、とある大学の建築学科の卒業制作を見る機会があったのですが、都市計画に軸を置いた制作を拝見しました。
私が持ってた建築学のイメージとしては、近代建築であったり、設計や建築技法などを中心に学び、建物を作ることがゴールであると思っておりました。
しかし、制作を見ると、建物を作ることもゴールにもなるが、軸を置くところによっては手段になることに気づかされました。
そこでふと、都市計画を応用させたのが、大学のキャンパスマネジメントにつながるのではないか、と思いました。
建築学科をお持ちの大学で、そのまま専門職的な役割で職員に就職し、学んだことを大学に還元するというサイクルを実現してる大学ってどれだけあるのだろう、ということや、建築学科の学びを生かした自治体との地域連携がどれほどなされているのかが気になりました。この点については、大学のファシリティマネジメントの観点から、また調べたり、お詳しい方にお話をお伺いしていきたいと思います。
今回は、建築という観点から経済、政策、社会福祉などの幅広い学問分野に広がっていくことは、学びの面白さでもあるなと感じたお話で、ただただ私の雑感記事でした。
今後もこういう日々の気づきも蓄積していければと思います。
【振り返り】修士論文の作成過程について
こちらでの報告が遅れて大変申し訳ないのですが、このブログ開設以来の懸案事項でした修士論文の作成は無事に完了し、この2015年9月に修了することができました。以前、修士論文のテーマについて触れたかもしれませんが、タイトルは以下のものでした。
「若手層の大学職員を成長させる人材育成の可能性
-企業と大学の研修・OJT・学外勉強会の事例を基に-」
修士論文の提出日は2015年7月6日(月)でしたが、提出1週間前の段階では材料はありつつもまとめきれず、半分以上まとめきれていませんでした。字数ベースで提出までの1週間でどのような作成の過程だったかといいますと…
6月28日(日) 42713文字
第2章、第3章、第4章の一大学の事例、第5章、終章が完成していませんでした。これは半分ではなくて3分の2以上完成していませんね。
そこから、以下のように推移していきます。
6月29日(月) 49382文字
6月30日(火) 51207文字
7月 1日(水) 58822文字
7月 2日(木) 63695文字
7月 3日(金) 69198文字
7月 4日(土) 79942文字
7月 5日(日) 86504文字
このように半分以上完成していなかったものを火事場の馬鹿力の発揮により前日にはなんとか完成にこじつけることができました。一番字数の伸びがあるのは7月3日から4日でこの1日間で1万字書いています。これが二日続けば学部の卒業論文の字数並みになります。
この字数の推移を晒したのには訳がありまして、私自身の戒めのためであるのと同時に今後修士論文を執筆する際の反面教師としていただければと思ったからです。
今となっては、研究計画やスケジュールをきちんと立てて、ブラッシュアップされた修士論文にするべきだったと反省しております。やはり、直前の完成となると指導教官の先生に迷惑をおかけすることになるからです。
また、ゴールが修士論文の提出になってしまい、次の研究へ発展させていくことまでに頭が回らなくなってしまうことも一つ問題点として上げられます。もし、後期課程への進学を検討されているのであれば、より計画的に研究を進めていく必要があるかと思います。
あとは、別の回で書かせていただこうと思いますが、修士論文での研究成果をいかに業務に還元していくのか、実践していくのか、という点でも、「修士論文がゴール」ではなく、「修士論文の完成がスタート」となるように修士論文執筆から、その実践まで計画的に進めていかなければいけないと感じました。
最近は、修士論文のテーマに関わらず、研究を進めたり、深めたりできておりませんので、隙間時間を活用して、少しでも継続的に研究ができるようにしていきたいと思います。
まだまだ考え方が甘いところがあるかと思いますが、少しでも成長できるように努力していきたいと思います。以上、戒めの記事でした。